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アンパンマン・ばいきんまんのモニュメントを生かす
平成27年6月4日,中條先生からご寄贈いただいたアンパンマンとばいきんまんの石像ですが,虫歯の予防啓発になるだけではなく,生徒指導面,健康面など様々な啓発につながる大郷小学校のシンボルとして,大事にしていきたいと思います。
ここには,「いつもきれいな口の中,ばいきんまん(悪玉菌)が泣いている,アンパンマン(善玉菌)が笑ってる,未来に羽ばたけ大郷っ子」というプレートがかかげられています。アンパンマンは善玉菌,ばいきんまんは悪玉菌という存在と同じだということです。体には,善玉菌だけでなく,悪玉菌も存在しており,この二つの菌のバランスで健康が保たれているのです。コレステロールにも,善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあり,こちらも両方が必要です。最近,大腸菌について調べてみました。なぜ,大腸菌という名前がついたのかというと,大腸で最初に確認されたものだからだそうです。大腸菌は,腐敗菌(悪玉菌)の仲間なのですが,消化されにくいものも,腸内の大腸菌によって分解できるのだそうで,大腸菌も必要なのです。o-157も大腸菌ですが,こちらは人間に害がある腐敗菌です。
アンパンマンとばいきんまんは,人間の心の作用と同じです。頑張ろうとする心と,怠けようとする心など,心には,相反する作用があります。人間は,その葛藤によって成長していくものです。無菌状態が一番危険です。
アンパンマンとばいきんまんを,学校教育の場で,生かしていきます。
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