「桜の風景二つ」
大郷町立大郷小学校 校長 河合裕也
教務主任の奥平先生から,「今日,撮った」という桜の写真を見せてもらいました。
校庭の東はじに植えてある桜が,校舎を背景にしてきれいに写っている写真でした。
見方を変えれば,桜を前景にした大郷小学校の校舎がきれいに写っている写真でもありました。今日は天気がよく,空の青さが桜と校舎の両方を際立たせてくれていました。思わずほしくなる写真でした。
放課後,校長室前を通りかかった5年生の子に「学校探検をしてきた」と言われました。「何か見つけた?」と聞くと,「桜がよく見えるところを見つけた」と答えてくれました。「教えて」と言うと,案内されたのは3階の廊下でした。
3人は,廊下から見える自転車置き場の脇の桜を指さしました。たくさんの花びらの広がる様子がよく見える桜でした。花びらがいくつものかたまりをつくっている様子がよくわかりました。まるで小手毬のようです。いつも下から見上げることが多い桜の違う姿を教えてもらいました。
今日は,二つの桜発見の日でした。それが,東と西のはじにあることにも面白さを感じました。