「どっこいしょ～，どっこいしょ～」

大郷町立大郷小学校　校長　河合裕也 　５時間目，体育館では，高学年が運動会で披露する踊りの練習をしていました。私が体育館に行ったときは，グループに分かれて練習していました。拍数を数えながら，歌詞に合わせながら，何度も動きを確認していました。「体で覚える」という感じでした。 　後半に，曲を流してみんなで踊り始めたら，｢おおっ！｣と思いました。何と，子ども達の動きが，とても様になっているのです。「まだ，練習だってそんなにしていないのに」と思い，びっくりしました。体の動きに力強さを感じるほどでした。 　でも，一番感心したのは，かけ声です。「はっ！はっ！」「どっこいしょ～，どっこいしょ～」５，⒍年生の元気いっぱいのかけ声が，体育館中に響きわたります。そして，子ども達が跳び上がるごとに起きる「どん，どん」という足音は，まるで，「体育館」という太鼓を鳴らしている鼓動のように感じました。