「風に揺れる苗」 5月12日

　 　　 大郷町立大郷小学校　校長　河合裕也 　今日から，全校練習が始まりました。今日は入場行進の練習と大玉転がしの練習をしました。特に後半の大玉転がしは，練習と言いながらも盛り上がるひとときとなりました。 　毎日運動会の練習が続いていますが，その忙しい中で学級園の方も整備されてきました。各学年の畑には，たくさんの苗が林立し，春風に揺れています。風の中で，小さな苗が，一生懸命立っている様子は，まるで小学生が懸命に踏ん張っている様子にも似ています。 　キュウリ，トウモロコシ，ズッキーニ，モロヘイヤ，トマト，ヘチマ，ブロッコリー，キャベツ，ピーマン等々，それこそ様々な野菜が定植されました。今日は，校庭の南側に，サツマイモも植えられました。 　休み時間に，子ども達がじょうろで水をやっている姿を見かけます。心の中で｢いいぞ，いいぞ」と思って見つめています。 　以前，知り合いの農家の方から｢野菜は手をかけた分だけ育つから，いっぺ手をかけてやらいん」と教えていただいたことがあります。その言葉通り，施肥，除草などをこまめに行ったら，その年は，それまでにない収穫を得ることができました。 　学級園の野菜にたくさん水をかけ，手をかけ，心をかけて，収穫の時を迎えてほしいなと思っています。５月，運動会にも畑にも一生懸命な子ども達です。

※　写真は１年生がサツマイモの苗を植えているところです。

＜クイズ＞手に持っている棒は何でしょう？